はじまりの詩

運命(さだめ)に揺られても 切れない絆の
糸遊(いとゆう) 紡ぎ 寄り添えた

夢を語り継いで 時の波間へ
あざやかな刺繍糸 編むように生きたい

すべてがあなたに辿り着く 記憶(いろ)なの
涙の理由(わけ)も 現在(いま)へと繋がってた

永久(とわ)のはじまりを
詩う潮騒に抱かれて
空に月 あなたに私
優しい言の葉のあやとりを…

水面に木の葉舞う 風の息吹が
小さな輪から 広がるよう

心の芯深く あなたが伝う
不安さえ願いの強さと知った

確かな今という 満ち足りた音色よ…
未来(あす)の二人へ 褪せない愛 教えて

理想(ゆめ)のはじまりは
ここで出逢えた あの日から
大地に花 あなたに愛を
眩しい微笑みのあやとりで…

永久(とわ)の約束を
詩う潮騒に抱かれて
空に月 あなたに私
優しい言の葉のあやとりを…
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