Scenario

見つめ合う雨の歩道で おまえから傘を外した
長い髪つたうしずくで 心まで洗い流せば

逃げた訳じゃないのサ 身を引いただけどよ
あの頃の二人じゃいけない

そう愛は一寸先闇 光を見えるのに
時一瞬も待たず 無情に胸を過ぎてく

夢は今を飲み込む程じゃなく
好転のきざしもままならず
もしここにあるとすれば
結末のSCENARIOだけ

立ちすくむ二人の影に 街の灯が揺れて拡がる
「追いかけてここまで来たわ」と 腕の中よみがえる愛

ビルの赤い光が 点滅しながら
低い雲のすき間に隠れる

言葉は一貫性もなく ただ悪戯にCOOL
雨は一向に止む気配もなく 二人の運命も濡らしてる

一寸先闇 光を見えるのに
時一瞬も待たず 無情に胸を過ぎてく
×