ざんげ

私の唄は雨のよう
傘さす人は濡らせない
それでも あなたの傘の上
濡れておくれと ふりしきる

人を愛したり 憎んだり
呪った事さえある私
おじけづいた やさしさが
しみじみ悲しく 思えます

私の唄は砂のよう
あなたが強くにぎる程
あなたの指から落ちてゆく
海のなごりを呟いて
×