FIRST FINALE

見つめ合う間に 時間は過ぎゆく
入江のいつも君を待たせた 店の名前も変わった

消しては灯す 想い重ねて
あの時肩にかけたジャケット 涙のしみはもう無い

愛の意味さえもつかめずに 波は砕ける
いつもこの僕が言い出せるように導く
そのやさしさが好きだよ

ドアを開ければ 自分に戻る
ふたりで生きるよりも互いに それぞれの夢選んだ

君は想い出のドレスへと 着換え終って
とても綺麗だよ 風は今君を彼方へつれ去るけれど…

灼けた素肌になぞるイニシャル真夏の渚
君を泣かせた週末のカフェ 秋の気配に
誰かに恋を奪われそうな 9月のハイウェイ
×