想い出の砂浜

想い出をたどり訪れた海辺
裸のおまえが走るよ砂浜
記憶はあの日のベッドの中へと
すべり込んで行くときめきを連れ

日に焼けたおまえの肌
もて遊ぶおれの指に
今はただ愛が残るよ
風は今おまえの髪
なぶらせておれの頬に
愛をまた焼きつけてゆく

疑う心が広げた雨雲
おまえを濡らして愛を凍らせた
行き場のもうない断崖の上で
おまえは姿を消したねあの夜

テーブルに揺れた炎が不吉な別れを告げたよ
便せんの文字がくらやみに燃えて
おれのこの気持を海に投げこんでしまったあの夜

日に焼けたおまえの肌
もて遊ぶおれの指に
今はただ愛が残るよ
風は今おまえの髪
なぶらせておれの頬に
愛をまた焼きつけてゆく
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