雨上がりの四分休符

夕立の後の 白い雲が
クジラになって 泳いでく
猫の窓に あいさつして
隣町を目指して流れてく

僕等も後から ついて行こうか
夏休みはもう 来ないけど
虹のかけら 探したくて
見慣れた道ゆっくり 旅に出る

雨上がりの 四分休符
急ぐこと やめにしよう
ふたり時計 巻き戻して
空を 空を 見てる

にぎやかな声は 消えて行った
ふりだしになって ふたりきり
君の笑顔 見つけたくて
あの言葉をつぶやく それでいい

雨上がりの 小休止
道草も 楽しくなる
ふたり時間 同じテンポで
君と 君と 歩く

雨上がりの 四分休符
忘れれた 世界がある
ふたり時計 動き始めた
風の 風の 中で
空を 空を 見てる
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