おやすみのほし

さよならと 言いたくはなくて
ちがう言葉 散りばめていよう
また会える その日までずっと
胸のおくが あたたかいように

眠りについても
余韻の 梯子を夢にかけて 会いにいける

おやすみ おやすみ ありがとう
星が瞬く数だけ しあわせを
遠くにいたって つながってる
またねという約束が みまもってる

たくさんの人が住む星に
きみがいると 知ってしまったから
美しい どんなもの見ても
きみのことを かんがえてしまう

このつぎ 話をきいてね
それまでどうかきっと 元気でいてね

おやすみ おやすみ 気をつけて
背中 小さくなるまで みつめてる
ちぎれるくらいに 手をふった
きみの姿を光が 照らしました

おやすみ おやすみ とまらない
今夜 はなれていくのが さみしくて
おやすみ やさしい あの月が
わたしたちをのせた星 照らしました
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