dejavu

鳥籠を出て
飛びたちなさい
可愛がっていた小鳥を

空へかえしたら
わたしも抜けだそう
そう どこか遠くにね

声をひそめて
泣いてた
わたしにあなたが
手を差しのべた

生き抜くように
強さと
信じる勇気を授かったの

そうして
わたしたちは出逢った
幾千の時を超え 眠ってた

心がいま目覚め動くの
わたしたちの歴史
刻み出すの

夜明けの空へ
さぁ 歩いてゆこう

朝いちばんで
摘んだ野の花
抱えて小径を歩くと

胸が弾みます
こんな気持ちはね
そう 生まれてはじめて

頬を染めあげ
うつむく
わたしにあなたが
手を差しのべた

慈しむように
優しく
笑顔を見せてくれた瞬間

その時
わたしたちは気づいた
戦国の時を 共に駆け抜け

共に支え合うため 幾度
わたしたちの歴史
繰り返され

めぐり逢おうと
そう 誓い合ったの

その時
わたしたちは気づいた
戦国の時を 共に駆け抜け

そして
わたしたちは出逢った
幾千の時を超え 眠ってた

心がいま目覚め動くの
わたしたちの歴史
刻み出すの

夜明けの空へ
さぁ 歩いてゆこう

あなたと共に 歩いてゆこう 生まれた空へ
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