風にのって

かなしい事があった時は じっと瞳を閉じて
風の音を感じてごらん
その風に僕は乗って 君に会いに行くから

窓を開ければ肌寒い こんな季節になると
遠くで暮らしている 君を思い出すのさ

慣れない朝の地下鉄で 似てる笑い声を聞けば
居るはずもないのにまた 君を探してしまう

あ~人は誰も いつかは それぞれ夢を求め
追い風や 向い風に 吹かれながら 揺られながら
自分信じ 生きていくから

風に 風に身をゆだね 君に 君に会いに行く
壁も 道もない空を 風に乗って会いに行く
「愛してる」の言葉だけを 君に届けたいから

あ~いつかきっと 誰も知らない遠い街で
手をつなぎ 君のすべてを 一つ一つ 大切に
僕の胸で 受けとめるから

風の 風のように強く 時に やさしくなりたい
たまに 遠回りをしても きっと きっとたどりつけるから
「さよなら」だけは言わないでと 君は泣いているから

くじけそうになった時も 空に舞う 枯れ葉のように
風を 風を 信じよう きっと守ってくれるから
「愛してる」の言葉だけを 君に届けたい

かなしい事があった時は 僕は風に乗って
君に会いにいくから
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