エピローグ

たかが知れてる社会に たかが知れてる自由さ
けちな都をうつむき歩く 俺もたかが知れてる
去り行く君に エピローグを捧げよう

誰を責めても虚しい 昨日を悔やんでも意味がない
けちな都で浮いてる 痩せた空元気も虚しい
去り行く君に エピロ−グを捧げよう

まぶしい季節を歌おうか 燃えたぎる情熱を
蒼く輝く都を駆け抜ける 遠い夏がまぶしい
去り行く君に エピローグを捧げよう

思い出せない人達 忘れられないひととき
けちな記憶にさまよってる 古き新しさなぞってる
去り行く君に エピローグを捧げよう

今夜ダンスを踊ろう ここでダンスを踊ろう
今こそダンスを踊ろう もう一度ダンスを踊ろう 今こそ

とぼけてあそこにつっ立ってる奴は 新宿署の敏腕さ
たむろす都 浮かれ道行く 俺達が鼻につくらしい
去り行く君に エピローグを捧げよう

誰も数を競ってる どこも数で争ってる
けちな都を駆け抜けりゃ 俺も数に怯えてる
去り行く君に エピローグを捧げよう

今夜ダンスを踊ろう ここでダンスを踊ろう
今こそダンスを踊ろう もう一度ダンスを踊ろう 今こそ

たかが知れてる社会に たかが知れてる自由さ
人の為にと家を出といて 自分の為に生きてる
去り行く君に エピローグを捧げよう

たかが知れてる社会に たかが知れてる自由さ
けちな都をうつむき歩く 俺もたかが知れてる
去り行く君に エピローグを捧げよう

去り行く君に エピローグを贈ろう
去り行く時代へ エピローグを捧げよう
これが君へのプロローグになれ
去り行く君へ エピローグを捧げよう.....
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