奇跡は間に合わない

風色バス停
君を待っていたって
絶対 来ないと
わかっていた僕さ

小高い丘の上
忘れ物のようなベンチ
帽子が飛ばされて
あれから ずっと探してた

奇跡は間に合わないだろう
愛しさは いつだってせっかちなものさ
バスを何台 やり過ごせば
運命が追いつくの?
未来の恋人

ときめく理由が
急に スピード上げて
心のカーブを
近づいて来たんだ

緑の木々たちに
見つめられているようで
何だか落ち着かない
2人が恋する確率

奇跡は間に合わないだろう
純愛は そんなうまく行かないものさ
最終バスに乗れなくても
いつまでも ここで待つ
僕だけ恋人

奇跡は間に合わないだろう
愛しさは いつだってせっかちなものさ
バスを何台 やり過ごせば
運命が追いつくの?
未来の恋人
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