花火

真っ赤な夕陽も沈んでさ
君はいつもよりも はしゃいでる
今年も花火が 始まるね

お気に入りの浴衣着てさ
はぐれない様に 手を繋いだら
鳴り響きだした 魔法の火

七色に景色が染まり
無邪気に見上げる その笑顔は
あの夏のままでした

空に咲いた恋の歌 彩(あざ)やかな夜に恋をした
きっとこんな気持ちが 街中溢れてるんだろうな
星と僕らが見守って 夢や希望を描いている
また 一緒にいこうね 夏はやっぱり花火

少しの無言も怖くてさ
他愛無い話 繰り返したね
期待と不安の 夏でした

大事な想い言えぬまま
儚く時計の 針が回る
もどかしさにただ 揺れていた

ぎこちなく歩く僕の手を
無邪気に握った その笑顔に
告白を決めました

胸に咲いた恋の歌 艶(あで)やかな君に恋をした
ずっとずっと二人で 歩いていけたらいいな
星と花火が見守って 赤い糸を紡いだ日
ただ そっと寄り添って 二人で見上げた未来

空に咲いた愛の歌 いつまでも僕ら恋してる
きっとこんな気持ちが 世界中溢れてるんだろうな
どんな季節が過ぎても 出会った頃の僕らで
また 一緒にいこうね 夏はやっぱり花火
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