100年後のヒマワリ

砂漠の真ん中で
残ったひとくちの水
名前も知らない誰かに
譲ってやれるか

心は嘘をつく
ことばを裏切りもする
明日を失う怖さは
神様も知らない

泣くことは容易い
手を貸すこともできる
でも命を分けることは
誰にもできない

僕はヒマワリ
君のヒマワリ
空に向かって
咲いてみるよ

できることがなにか
考えてる間にも
冷たい雨や木枯らしは
止むことはないんだ

100年先でなら
涙は渇いてるかな
すべてに注ぐ太陽に
許されているかな

運命は見えない
時は巻き戻せない
でも命を繋ぐことは
まだできるだろう

僕はヒマワリ
君のヒマワリ
空に向かって
咲いてみるよ
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