海への眺めの

声を聞けば見たくなる

その体を心を気持ちを知れば
水を吸う様に私に染みる
体を心を飲み込む前に
離れつつある無惨にも

近くの雨遠い海

いずれ消える速度で声を出せば
おびえうろたえる私に染みる
幻の岩朽ち果てた船に
一人漂ういつまでも

淡い霧に取り巻かれてる
手を離したいなら今
今しかない

その体を心を気持ちを知れば
離れつつある無惨にも

船を朽ち果てた船を頼りに
腕を取るまで立ちすくむ
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