ハッピーアイスクリーム

ときどき僕は何を信じたらいいのかわからなくなる
それは愛してるはずの人のすべての言葉
行動、心さえも疑う僕を 誰か殺して 気付かないように痛まないように
そっとそっとそっとそっとそっとそっとそっとそっとそっと殺して
なんでこんなことになってしまったんだろう?
いつの間にこんなことになってしまったんだろう?
知らぬ間に絡み合った電気のコードみたく
ほどこうともがけばもがくほど強く絡み
合っていく 気付けば身動きができなくなっていて
磔の刑みたいになってなってなってなってる
自ら望んだわけでもない 間違えたのか?正解はいつわかるんだろうか?
溶けてなくなりたい×9

本当なのかどうか 何回でも確かめたいよ 不安を抱いてる
ああ「信じる」ことが僕の
最大限出来る事の全てなんて無力
でも信じることさえ出来ない僕はもっともっともっと
もっと無力 あげく疑うから 僕は卑怯者でまた君を傷つけて…
絡み絡みあったコードの中を夢中でもがくから
強く強く強く…絡みあってく
逃げ場もなく呼吸もできなくなって でもそれが繋がるってことなんだろう
でもそれが本当に正解かなんてわかるわけもなく
「傷つけ合う=解り合う」だなんて方程式は知りたくもないし×2
やり場もないし言葉も出ないし 生まれてきた感情をどうしよう
「傷つけ合う=解り合う」だなんて 方程式が世の中にある

ときどき君が何考えてるのかわからない時がある
とはいえ最初から君が何考えてるか
なんてわかるわけもないんだけれど 君の心が読めるわけでもないし
テレパシー能力を使えるわけでも 魔法がつかえるわけでもないから
僕らに与えられた
能力は不完全 自惚れてたのかなぁ わかった気になってた
君が泣いてる理由も
わからなくて どうした?どうした?って聞く事しか出来なくて
君を傷つけることでしか
わからない僕は愚か者だ 言わなくても伝わるなら
そんなテレパシーみたいな
能力があったのなら 僕らはもう少しうまくやれたのかな?×3
ときどき君の心がわかるみたいに 同じことを言ったりして
それはまるで同じ事を
考えてたみたいに言葉がハモったりして

だけどたまに君は僕に あわせてるんじゃないかって思う時がある
全然知りもしないこと 思ってもいないのにいいねって言ったり
君の優しい嘘
それらは僕のためにあって それを許せたのなら
僕らはもう少しうまくやれたのかな?
うまくやれたのかな?
本当なのかどうかなんて愚問 たりらりらんてファンを抱いて
「逢いたいから」なんて
愛の名において大体 身体目当て最低
そう僕らはちょっとルーズでだらしない
生命体だ しょーもないね
そりゃ神様だって面倒見きれずに見捨ててしまうよなっ
てなんで? 正解なんてきっと残されたもの側につけられた名前で
正しさなんて曖昧でその真実なんてどうでもよくて忘れられて
知らんぷりして大人になって
その代償に僕らは生かされてるだけなんて知りたくもないね
でも真実なんてそんなもん 恋する乙女になって現実逃避
失ってから 気付くことだなんて最初っからわかっていたハズだろ?×2
行き場もないしやることもないし 生まれてきた僕らはどうでしょう?
失ってから気付くことばかりが 多すぎる世界と気付いてきたんだ
悪い夢を見たんだ 例によっていつもの夢さ
君がいなくなってから見る夢 目が覚めたら
灰色の景色 今日も曇り空
君を背中から抱きしめて眠りたいだけ 本当の自由なんて
ないんだよな わかってるつもりなんだよ
でも繋いで×4 ただ繋いで×4
同じ味覚、同じ聴覚、同じ視覚、同じ嗅覚、同じ触覚、同じ感覚、同じ心
同じタイミング おなじおなじおなじ...×8
同じ言葉 僕はアルト 君はソプラノってな
具合に奏でるハーモニー 幸せと照れが混じり合う
奇跡みたいな時間 魔法の瞬間
本当なのかどうかなんて もうどうでもいいよ君を抱いて
信じるも疑うも君の存在を認め
たいだけなんだ ごめんね
自分の為だけに生きるのは卑怯だと思い 誰かのために
生きるふりをして 実はそれを言い訳にしたいだけで
手を抜きながら生きてきたんだ
絡み絡みあったコードの中を夢中でもがくから強く×18
絡みあってよ どこにも行かず
ここにいるからね 繋がるってことを今探してるんだから
本当に正解かどうかなんて
今はわかる必要なんてない 傷つけ合ってまた解り合って
その傷を癒すために共に生きよう
傷つけ合ってまた解り合って それをただ繰り返しながら生きよう
そしていつか完全に解り
合える日がくると信じて少しでもうまく×12 やっていこう
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