酔いどれ切符

今日も心に ふるさとの
あかりが灯れば 飲むお酒
つらくたってさ つらくたってさ
いまさら帰れる 帰れるわけがない
だけどやっぱり はずせぬままの
指輪の傷を なみだが洗う

ぜんぶあたしが 悪いのと
最終列車に 飛び乗った
女だってさ 女だってさ
心に嘘など 嘘などつけないよ
だけど上手に 生きられなくて
さみしい夜は お酒にすがる

夢の入り口 さまよえば
あんたのぬくもり 欲しくなる
惚れてたってさ 惚れてたってさ
二度とは結べぬ 結べぬほつれ糸
だけどいつかは いつかはきっと…
酔いどれ切符 心にしまう
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