STRAWBERRY BUTTERFLY

「オヤスミ。」

ねぇ ママ
何時もの御話を聞かせて
どんなアニメやどんなドラマより素敵なエピソード

春風に乗れ
STRAWBERRY BUTTERFLY
この気持ち1%も余す事なく届きますように

独り遊びの得意な少年は公園の隅っこで砂のお城から片方の手伸ばしていた

お気に入りのテディを抱いて街灯の蝙蝠に内緒話
「さらわれたいのですか?」
スカートふわっと夢見がちな少女

「君の事食べてしまいたい。」
狼さんは赤ずきん待ち焦がれ
「来ない…。来ない…。」
錯乱DAYS

どんな出会いしたって支配し続ける魔法かけた
よそ見してる時間は一秒も存在しない
ねぇ そうでしょ?

僕の大好きな君が大好きな全てを愛おしく想ってあげたいのに…出来ない

“桜”ってシチュエーションにキュンとする様になったあの頃
花びらの数だけ「好き。」を飛ばして君に手伸ばしてる

「何時か私が眠り姫になった時泣いてくれるのは誰?」

(sweet dreaming.)

「君に食べられてしまいたい。」
赤ずきんは狼さん待ち焦がれ
「来ない…。来ない…。」
錯乱DAYS

「あーあ…。」

僕の隣欲しいならあげる
僕の心欲しいならあげる
上から目線で僕からのルール
“浮ついたらキスで殺してやる”

(「代わりに私、一生ついていく。同じ傷同じだけ傷ついていく。
意地悪なトコは諦めてる。それ以上に良いトコも知ってる。
“命懸けて”なんて云わないで。“貴方欠けて”なんて嫌なんです。
生きて生きて幸せにしてね?」)

会えない時間が心配や不安を生むと云うのでしょう?
そんな想いさせたくないからピストルをつきつけました

「さぁ、大人しく両手あげなさい。今から云う質問に全てYESと答えなさい。」

ねぇ ママ
今度は御話してあげるね
どんな映画やどんな小説より素敵なエピソード

春風に乗れ
STRAWBERRY BUTTERFLY
今宵盗んだモノは左薬指と未来とハートの三つ
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