恋のぬけがら

ついて来いよと 言わないあなた
連れて行ってと 言えない私
炎(も)えて炎やして 炎えつきて
灰になるほど 愛してみても
運命(さだめ)に負けた 恋のぬけがら

傷のいたみを 忘れる恋が
一人寝る夜(よ)を 悲しくさせる
酔って酔いしれ 酔いつぶれ
言えるはずない さよなら言えば
小さな胸が 今もふるえる

いつもいつでも 側に居て
寒い心を 温(ぬく)めてほしい
すべてを捨てて 逢いに行きたい
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