芙美子

港の明かりがゆらゆら 夜霧にゆれてる
桟橋ゆらゆらゆらす やさしい波の音
連絡船もゆらゆら かもめとゆれてる
向こうの工場(こうば)もゆらゆら クレーンのシルエット

あの頃 俺達若さにまかせて
がむしゃら 愛して夢見て生きてた
そんな時代が 今はなつかしい 心の故郷
長い坂道ゆらゆら 登って行けば 今でも俺達待ってる店がある

時代の移り香ゆらゆら たそがれアーケード
昔のままの店並みが ゆらゆらネオン
車の明かりにゆらゆら 芙美子が笑った
夢を夢見し恋をした 青き春の歌

あの頃 俺達貧しさの中で
がむしゃら 働き夢見て生きてた
そんな時代が 今はなつかしい 心の故郷
長い坂道ゆらゆら 登って行けば 今でも俺達待ってる店がある

そんな時代が 今はなつかしい 心の故郷
長い坂道ゆらゆら 登って行けば 今でも俺達待ってる店がある
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