風の詩

その詩は夢からやってきた
懐かしい景色を想いだすように

まぶたを閉じる 陽だまりの中

この風は何処からやってくる
逆らい続けた重力をそっとかわすように

手をかざして差し込む光

何処まで行けるかな
震える心
寂しさ抱えてゆけるのかな
光りの先へ

何処まで行けるかな 記憶のさざ波で
泳いでいる魂は今たくましく揺れる
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