さびしさを置いて

あの部屋で 君がひとり
言葉を忘れた少女のように
窓辺を走る 雨をみつめてるなんて
何も出来ない僕にはとても
辛すぎることなのです

いくつ季節をむかえたなら
あなたを倖せにできるのか
わずかな時間をただ抱きしめるだけ
それでもこんな僕を
許してほしいのです今は

あの部屋で君はやさしすぎる
僕はさびしさを置いて帰ります
はじめから分っていたことだけど
それでも出来ることなら
僕は君を抱きしめていたい
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