Never Ending Summer IV~Prolog

街中のざわめきが もう夜に消えてゆく
人々は暖かな 家路と急ぐ
でも君は1人きり 旅人のふりをする
重そうな荷物には 小さな背中
だから 腕の中お帰り 眠らせてあげよう
疲れている君なら 迎えに行こうか

想い出をめくるとき そばにいてあげるから
もう君もこれからは 素顔のままで
ぬくもりはいつだって 悲しみを埋めていく
君もすぐあの頃に 戻ればいいさ
だから 涙を乾かして 言葉などいらない
帰って来る君にも 迎える僕にも
腕の中お帰り 眠らせてあげよう
約束今この時 唇にかえす

僕のカレンダー 8月のままさ
たとえ 君が1人都会(まち)で
冬に出会っても 2人の渚は 今でも夏
×