君は雨の日に

降りしきる雨の中 君は傘もささずに
泣き顔で走り去った 駅に続く道

君は僕の胸の中で 震える声で言った
「しあわせになってね」と 小さな声で言った

最後の汽車が 出て行く前に
やさしい言葉も かけてあげられなかった

雨よ降れ降れもっと つきさすような雨よ
雨よ降れ降れもっと すべてを流してくれ

君は僕を愛して 僕は君を愛した
君の口づけは 昔ほど やさしくはなかった

季節が変わるたびに 君はおとなになった
僕が求めてたのは 昔のままの君

きっと初めから 雨は降ってた
君が何かを さがそうとするたびに

雨よ降れ降れもっと つきさすような雨よ
雨よ降れ降れもっと すべてを流してくれ
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