ふたりきり

ただ握りしめた
凍えそうな てのひらに
まだ夜明けは
光をくれない

いつも幸せは
迷いばかり連れてくる
ふたりだけに 見える空が
ほんとはあるのに

なにも言わないでいいよ
もう泣かないでいいよ
あなたのそばに
どんなときもいるから

誰かのために
生まれてきた その答え
また心が
あなたを呼んでる

傷つくことにも
なにか意味があるのなら
それはきっと 愛を守る
力になるはず

なにも言わないでいいよ
もう泣かないでいいよ
明日の扉
開く鍵はあるから

なにも怖れないように
もう迷わないように
あなたのすべて
きっと僕が 受け止めよう
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