Pride

強く胸に描いた
夢に向かって走り続けた
つまずいて転んでも
かすり傷など気にも留めずに

ただ夢中だったから
その痛みさえ感じなかった
けれど前ばかり見て
大切なこと忘れかけてた

もしひとりでいたら
きっと、いまのぼくらはなかった

このまま終わりたくはないんだ
自分らしく生きてみたいんだ
誰もがそう思ってた
どこまでもどこまでも遠くに、
自分が思い描く世界に、
いつかぼくらははぐれてた
そばにいれば当たり前になる
知らず知らず甘えてたりする
それで傷つけたりする
もっと、もっと互いに求める
望み過ぎて壊すこともある
ないものねだり、わがままじゃ
思い通りにいかないね

出会った頃はいつも
思い思いの地図を広げた
重ねてみたらそこに
探し続けた未来が見えた
時にすれ違いとか
ぶつかることも繰り返したり
けれど信じることで越えて来たから
いまここにいる

もしひとりでいたら
きっと、なに一つ出来なかった

このまま終わりたくはないんだ
自分らしく生きてみたいんだ
そればかりにとらわれて
だから周りの声も聞こえず
そばにいる優しさも忘れて
なにしてるの?と問い掛ける
静けさに耳を澄ました時
語りかける自分に気付いた
あの頃を忘れないで
その声に振り向いた時から
ずっとずっと迷い続けてた
だからこそいま立ち止まる
キミを迎えに行くために

もうひとりきりでも
歩いていかなくちゃいけない

ここでいま振り向いたとしたら
みんな笑いかけてくれるかな
この思い、届くように
離れてもこの心の中の
離れてもその心の中の
思い出を力にかえて…
静けさに耳を澄ました時
語りかける自分に気付いた
あの頃を忘れないで
その声に振り向いた時から
ずっとずっと迷い続けてた
それぞれがいま歩き出す
新しい地図を片手に
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