ゆくてに

よろこびに向かって かなしみと歩いてゆく
ゆく先は見えない けれど明日は そこに

よろこびを目指して かなしみも背負って ゆく
ゆくてには ひろがる 空へとつづく道

涙はいつか 乾く ときがくる
置きざりにしてきた日々も そっと ほほえんでいる

かなしみをあつめて よろこびをたずねて ゆく
手の中で いつしか 希望になり かがやいた

目が覚めるように 息を吹き返した こころ
前よりたしかに感じる きみは とてもやさしい

かなしみは うすれて よろこびのはじまりゆく
明日かもしれない 立ち止まりもせずに
ゆく先は 見えない けれど つなぐ その手
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