サイレンオブサイレンス

意味なんて無いと 認めてしまったら
呼吸が少し 楽になったよ
音楽だけが お前の全て
鏡よ鏡 嘘はお止しよ

のっぺりした顔達と 違う言葉で話した
沈黙が恐いから 違う僕で話した ああ

安心してねって 言いかけて
本音かどうか疑ってみる
汚れた口から出たものが
君に付くかもと怯えてる
安心してねって言えたなら

音が無いまま サイレンが鳴ってる
鏡よ鏡 金魚の様だな

沢山の思惑が 同じ水槽で泳いでる
僕もそれに紛れて 何も思わなくなった ああ

安心してねってTVが言う
本当ですかとTVが言う
君に見られてしまう前に
いつもなんとなく消してしまう

窓を閉めて 鍵をかけて
じっとうずくまっていれば
通り過ぎてくれるのかな
黙れよ 静寂のサイレン

泣きそうなんだと言いながら
肌を晒してる僕が居る
とっくに零れて 鏡見る
隣で君はそれ見て笑う

安心してねって 君のなら
疑わないのが不思議だった
理由を見つけるその前に
信じれたのが君の言葉

安心してと言いたくなる
言いたくなる
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