第二の故郷

胸に秘み込む 夕陽の赤さ
戦友(とも)よさぞかし 待っただろ
湿(し)けていよとも この乾麺麭(パン)は
たった一つの 捧げ物

故国(くに)を出てから 今日この日まで
俺も待ったぞ 亡き戦友(とも)よ
眠れ静かに この山蔭で
此処は二人の 故郷だ

名残り惜(お)しいが また逢う日まで
君に代って 俺は征く
奥へ奥へと 山また山を
進軍進軍 また進軍
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