褒められたくて

乾いた音を立て 走る中央線は
でこぼこの地平線 横目に 沈む日を追いかけた

灯り出すあかり 街中を染める
明日も描けない僕を取り残して

あなたにただ褒めてもらいたくて その手で照らしてもらいたくて
その瞬間は どんな夜でも越えられる気がするから
駅ビルのいくつもの光より 一つの着信ランプでいい
誰に見えなくても構わない あなたが気づいていれば

うつむいたままで 人ごみに混じる
前 後ろ 斜め 両隣の人
どの物語にも 僕はいないけど
あなたの日々では 活躍してたくて

あなたにただ褒めてもらいたくて その指で触れてもらいたくて
その瞬間が どんな朝でも背中押してくれるから
鳴り止まぬパレードを歩くより あなたの拍手を浴びていたい
何かになれる気がするんだよ あなたがそばにいるなら
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