桔梗色のサヨナラ

巣立ち忘れたみたいだ
萎んでいく視界に
写ったのは
紛れも無い君の色

何を求めていたのか
何を考えてたのか
わからない
今となってしまっては

まだ息をしてる
まだ君が見える

その手を離さないで
私の
気持ちが言葉が
壊れてしまう
その目を逸らさないで
私の世界が暗くなるまで
側にいてよ

蝕まれてくみたいだ
解けて消えてく願い
限られた時間がまた忍び寄る
それを求めていたのか
それを想ってたのか
望んだのは同じような終末

忘れてしまわぬように
刻み付けたその言葉で君を想う
優しく滲む景色
君のぬくもりが淡くなってく
遠くなってく

生きてたいよ
消えないでよ
まだ伝えたいよ
このまま落ちてくのだろう
もう少しだけ
まだ側にいてよ

その手を離さないで
私の
気持ちが言葉が
壊れてしまう
その目を逸らさないで
私の世界が暗くなるまで
側にいてよ
笑っていてよ
×