RAIN GLASS

ビルの街角(まち)に並んだ街路樹が
雨上りにきらめく夕暮れね

傘たたむ人波に
聞き憶えのある声が
振り向けば懐かしい笑顔に
涙が あふれそうになった

あれは学生時代の恋
ずっと片想いしてた
昔の話をする あなたがつらいわ

初めて飲むカクテルの名前を
どんな時も忘れはしないでしょう

紺色のスーツの横顔が
疲れて見える
まぶしくて近寄りがたかった頃より
悩んでるみたいね

声にならない つのる想い
切なく 瞳(め)を伏せ
友だちの名を借りて告げる
恋に気づいてね

夢で輝いたひとでいて
つらいことがもしあれば
いつでも呼び出してね
心で祈った

遠くあなたが描く夢の
いちばん近くに そっと
寄りそって生きてたい
夢の影に似て
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