大きな古時計

おおきな のっぽの ふるどけい
おじいさんの とけい
ひゃくねん いつも うごいていた
ごじまんの とけいさ
おじいさんの うまれた あさに
かってきた とけいさ

いまは もう うごかない その とけい
ひゃくねんやすまずに
チクタクチクタク
おじいさんといっしょに
チクタクチクタク
いまは もう うごかない
その とけい

なんでも しってる ふるどけい
おじいさんの とけい
きれいな はなよめ やってきた
そのひも うごいてた
うれしい ことも かなしい ことも
みな しってる とけいさ

いまは もう うごかない その とけい
ひゃくねんやすまずに
チクタクチクタク
おじいさんといっしょに
チクタクチクタク
いまは もう うごかない
その とけい

まよなかに ベルが なった
おじいさんの とけい
おわかれの ときが きたのを
みなに おしえたのさ
てんごくへ のぼる おじいさん
とけいとも おわかれ

いまは もう うごかない その とけい
ひゃくねんやすまずに
チクタクチクタク
おじいさんといっしょに
チクタクチクタク
いまは もう うごかない
その とけい
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