湖畔の乙女

落葉散る散る 山あいの
青い静かな 湖恋し
星かすみれか 真珠の玉か
乙女ごころの 夢のいろ
夢のいろ

清い乙女の ふるさとは
雲の彼方よ 野花の涯よ
水の瀬音が 小鳥の歌が
忘れられない 夢を呼ぶ
夢を呼ぶ

濡れた睫毛を 閉じるとき
見えるふるさと 湖水の村よ
馴れたあの路 子馬に揺られ
越えて帰るは いつの日ぞ
いつの日ぞ
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