横顔

見つめる横顔 ふいにふれる肩と肩
心が ねぇ ぎゅっと苦しくなるの
トモダチの境界線 踏み出すのがこわくって
こっそりつぶやいた
だいすきだよ

少し冷たい朝の空気 苦手だったけど
今は 10分早く起きたりして
占いチェックしてる

気づいたらもう消せないくらい
ふくらんだ想いの先に
きみが きみがいたんだ

いつも一番そばにいたはずなのに
大事なことはまだひとつも伝えられない

見つめる横顔 ふいに触れる肩と肩
心が ねぇ ぎゅっと苦しくなるの
帰り道届いたくだらないメールにちょっと
泣けちゃうくらいもう
だいすきなの

昨日 偶然聞いたんだけど
ひとつ年下の片思いしてたあの子に
ふられたって本当なの?

晴れた空にのびる雲を
ただ追いかけるように
ずっときみは遠くの方見てた

もしもあたしがあの子だったらきっと
そんな悲しい顔させたりしないのにな

見つめる横顔 ふいにぶつかった視線
心が ねぇ ぎゅっと苦しくなるの
「あたしがいるよ」って冗談まじりに言った

「ありがと」って返事に
泣きたくなるよ

真夜中のコール きみからの着信
耳の奥 響く声に
たまらなくなって 急に会いたくなって
待ち合わせた いつもの公園のベンチ

見つめてまっすぐに すぐにそらしたりしないで
横顔だけじゃ ねぇ もうたりないから
トモダチの境界線 踏み出すのはこわいけど
この気持ちは隠せないよ

いつも見つめた横顔 ずっと近くにいたいの
夜の風がふたりをそっとつつむ
きみの目を見つめて 小さく息をすった
一度だけ言うからちゃんと聞いてて
だいすきだよ

そしてきみが 笑った
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