夜霧のむこうに

冷たくなった あなたの瞳
も一度みるのが わたしは恐い
ふりむいて なんか
くれなくたって いい
いいの 恨みはしない
夜霧のむこうに 消えてって

だまっていても 待っててくれた
むかしのやさしい あなたはどこに
ふりむいて なんか
くれなくたって いい
後を向いた 肩に
すがれる隙など もうないの

愛された日の 想い出だけを
私は抱きしめ これから生きる
ふりむいて なんか
くれなくたって いい
何も云わず そのまま
夜霧のむこうに 消えてって
夜霧のむこうに 消えてって
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