棘とかくれんぼ

嬉しそうに君が笑ってる時はいつも優しい景色に変わるのに
どうしても無理だなぁ
僕の好きな君の手 その指に昨日まで無かった指輪があったから

uh 「元気ないやん」って
uh 君は言いながら僕の手をまたその手で引くんだ

気になって好きになって 卑怯なくらい側にいた
でも友達 君は気付かないまま
『1/友達の数』なら なぜあの時君はキスをしたんだろう?
指先 指輪(棘)が刺さる

幼い頃泣いている君をなぐさめながら「僕が必ず守るから」
約束したけれど
僕は好き・君は嫌い・君は好き・僕も好き…
花びら千切るように迷ってる

uh かくれていたって
uh 昔みたいに追いかけて来ない事知ってる

好きだって言えなくって 微妙な距離で側にいた
幼なじみ 壊れるのが怖くて
よく似合うって君が言った この髪の色変えられない間に
君は 大人になっていた

uh 「もーいいかい?」って
uh 何度聞いてもいつでも君は同じ「まーだだよ」

いつも気になって好きになって 誰より君の側にいたい
でも友達 君は気付かない振り?
指に残った痛みをずっと 抱えて手を繋いでいられたら
棘を隠していられるのに

誰にも見つからないように
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