言葉の果てに雨が降る

瞳は空を吸い込んで
涙の色は水色に
あなたはまだ同じ場所で
空を見上げ
言葉はない

昨日が滲んだ絡まった足取りに
誓える言葉で傷ついた足跡に
去れば許されてしまう あてにならぬ時間に
涙も拭えぬ凍てついた言葉だけ
瞳は

瞳は空を吸い込んで
涙の色は水色に
あなたはまだ同じ場所で
本当は明日を
知りながら

昨日が滲んだ絡まった足取りに
誓える言葉で傷ついた足跡に
去れば許されてしまう あてにならぬ時間に
形もつかめぬ嵩張かさばった心だけ

泣かないで空は青い
僕のみてる夢なら幻
行かないで
風は吹いた
声になれば夢さえ幻

僕は僕の心の果てに怯えて
やがて何も探せぬわけに
ためにはならぬ涙を刻みこめ

瞳は空を吸い込んで
涙の色は水色に
言葉の果てに雨が降る
言葉の果てに雨が降る
空から落ちる雨はまるで
瞳を滑る
涙のよう
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