キミのカケラ

キミのカケラを 拾い集めて泣いた
ひとつ遠くで 何かがハジケたような
音がしたみたい 気のせいなのかな?

胸をひらいて 頭をカラッポにすると
まるでどこかの 景色を眺めてるみたい
時は流れても 写真には写らない

キミは急に大人になるの 現実に目を向けて
まだ準備ができない想い 私が引き継ぐから
受け止めてあげるから…

キミのヨハクを 塗り潰しては遊んだ
遠いあの日は 全てが柔らかな熱で
つつまれていたよ 風邪を引いたのかな?

愛も未来も 色々欲張ってゴメン
少し気づいた 世界のすみっこの方で
小さくうそつく 自分にはまだ早い

いつかふたり大人になると それぞれの道を行く
どんな時もあわせた手と手 忘れないでいるから
旅立つのは怖いけど…

キミは急に大人になるの 現実に目を向けて
まだ準備ができない想い 私が引き継ぐから

逢いたくても触りたくても あのキミはもう居ない
まだ今でも唄っているよ 風に乗せたメロディー
キミに届きますように…
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