古いお城のものがたり

木洩れ陽ゆらす 風のささやきは
むかしむかしをもの語る
森のその奥に ひっそり眠る
古いお城のものがたり
風のなか 飛びかう鳥 薫る花
風のなか 飛びかう鳥 薫る花

ひとみの奥に やどる哀しみは
森の秘密に誘われ
少女は胸を ふるわせながら
古いお城に迷いこむ
涙あふれ はじめて見る 夢の世界
涙あふれ はじめて見る 夢の世界

枯葉が踊り 冬は訪れる
時のたつのを忘れて
少女はひとり 夢とたわむれ
古いお城に暮らしてた
白い雪に染められ 少女はいま 妖精に
白い雪に染められ 少女はいま 妖精に
×