友よ

友よ 友よ 君の中に
悲しいほどの純粋さを見た
日の暮れた学舎の片隅で
汗まみれの素振りをしてたな

友よ 友よ 君の中に
笑えるほどの情熱を見た
「俺には夢があるんだ」と
馬鹿でかい声で叫んでいたな

君の街に朝日が
昇ってきたとしたのならば
賑やかな街の中を
走り抜けていったじゃないか

君の街に夜更けが
やって来たのだとしたのならば
大通りを抜けたところの
河原で語ったな
そうだろ 友よ

友よ 友よ 君の中に
変わらない情熱を見た
あの頃と同じ眼差しで
照れくさそうに未来を語った

友よ 友よ 君の中に
綺麗な真心を見た
大切な命を抱きしめながら真剣な顔をしてるな

君の街にどす黒い 打算的な奴がきたじゃないか
目の下にでかいクマを作り 無精髭が踊っているぜ

君の街に大切な よく笑う恋人がきた時に
朝まで語りあかした冗談をしよう そうだろ 友よ

あんなふうに あんなふうに
生きれたなら
どんなふうに どんなふうに
死ねるかな
あんなふうに あんなふうに
生きれたなら
どんなふうに どんなふうに
死ねるかな

友よ 友よ 君の中に
変わらない純粋さを見た
真剣に祈ってる君に僕は言葉をかけれないな

友よ 友よ 君の中に
たじろぐほどの優しさを見た
君の中にあるあたたかさは
愛なんだな
そうだろ 友よ
そうだろ 友よ
そうだろ 友よ
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