観覧車

古ぼけた手すりに
頬づえをついては
窓の外ひろがる
街並を見下ろす

あの高い場所から
眺めてたときには
気付かずにいた季節が
いま花を咲かせてる

人生はまわるまわる
観覧車みたいだから
束の間の情景に身を置き
何もかも que sera que sera
過ぎ去れば ainsi soit ainsi soit
まぽろしのような scene de vie

痛いほどまぶしい
蒼空に抱かれて
そしてただ男たちは
子供へと還るのさ

少しだけ疲れた
横顔をなぞって
銀色の陽射しが
優しく降りそそぐ

哀しみの次には
喜ぴが待ってる
いつの日か 運がよけりゃ
また海も見えるだろう

人生は揺れる揺れる
観覧車みたいだねと
いま横に乗るひとが呟く

いつだって que sera que sera
この胸に ainsi soit ainsi soit
あざやかに描く scene de vie

人生はまわるまわる
観覧車みたいだから
束の間の情景に身を置き
何もかも que sera que sera
過ぎ去れば ainsi soit ainsi soit
まぽろしのような scene de vie

痛いほどまぶしい
蒼空に抱かれて
そしてただ男たちは
子供へと還るのさ
子供へと還るのさ
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