最後のラヴ・ソング

街じゅうの夢をさらって
駆けていく風の中
抱きしめたぬくもりに
やっと目覚めた

なぜこんな事に今まで
気づかずにいたんだろう
愛しさがつのるほど
きっとやさしくなれる

別々の夢を見て
いつか擦れ違ったけれど
これからは君にだけ
人生を使いたいから

きっと最後のラヴ・ソング
誰にも歌えない
君のほかの誰かを
こんなに愛せない
もう涙も 傷跡も
この手に眠らせて

微笑んだ君はまぶしく
季節さえ変えるだろう
会う度に咲き誇れ
もっと もっと素敵に

もう二度と 離さない
みてるだけの愛しさより
がむしゃらに守りたい
そんな想いがすべて

もっとはるかなラヴ・ソング
すべてを飛び越えて
どんな嘘もないのさ
心のままだから
もう涙も傷跡も
この手に眠らせて

もう涙も傷跡も
静かに眠らせて
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