花、ひらり

ひらひら 花びらは
くるくる 舞いながら
てふてふ 蝶々は
可憐な 乙女のよう

徒然なるままに [物思いにふける]
これは恋の病
詩(うた)う恋の「いろは」
愛し君のもとで

恋する いろはにほへと
咲かせて 一輪の花
君への想いは [一途なこゝろは]
花のように 風に吹かれ

恋せよ いろはにほへと
はかなく 花の散るらむ
あふれる想いは [恋する想いは]
花吹雪 舞上げ 踊る
ひらり、こゝろ 届け

健気な こゝろは
ゆかしき 花のよう
優しい ひかりは
うるわし 月あかり

風立ちぬ夕暮れ [君のことを想う]
うつろいゆく日々は
川の流れのよう
ゆらめく恋心

恋する いろはにほへと
教えて 清き恋花
君への想いは [一途なこゝろは]
花のように 風に吹かれ

恋せよ いろはにほへと
花びら あさきゆめみし
愛しき想いを [伝える気持ちを]
華麗に舞う蝶のように
ひらり、ひらり 踊れ

愛し君に捧げる はかなき恋心
胸の高鳴りは まさに燃ゆる初恋
詩う恋歌

恋する いろはにほへと
咲かせて 一輪の花
君への想いは [一途なこゝろは]
花のように 風に吹かれ

恋せよ いろはにほへと
はかなく 花の散るらむ
あふれる想いは [恋する想いは]
花吹雪 舞上げ 踊る
ひらり、こゝろ 届け
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