道連れ

三度笠より ドスよりも
情け一つが 欲しかった
赤いトンボが スイスイと
秋の山坂 飛ぶころは
俺はお前の 夢ばかり

昨日筑波の 風に泣き
今日は大利根 雨に泣く
身から出たとは 言いながら
今じゃ錆付く やくざ性
連れも欲しいよ 日の昏(く)れは

生きて来たのが ひとりなら
死んで行くのも ただひとり
どうせお前も ひとり旅
恋の塒(ねぐら)を 貸してやる
俺の腕(かいな)の 中で死ね
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