覚醒

もしも今世界がきみのことを
けむる星深く 隠しても

ただ目を閉じて
やすらかな共鳴へこの命捧げるの
いつだって会えるわ

ありふれた日常
手まねく闇
割りきれず落とした涙まで

ほら見えるでしょう
散りばめた記憶からその傷も悲しみも
わたしなら解けるわ

目覚める ちいさな身体に
巡るよ みちびく強い力が

そっと抱き寄せる
針の上 語る星
ひとつひとつの細胞
融けてなくなっても

目覚める
わたしがわたしの容を
失くすときがあっても

目覚める ちいさな身体に

守りたいの 愛しい世界を
きみのいる温かい場所を

守りたいの
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