ふるさとは天草

コバルトブルーの 海の色
真っ赤な夕陽が 瞼に浮かぶ
遠く聞こえる 鐘の音(ね)は
きっと帰ると 誓った胸に
五橋(ごきょう)を渡る 天草は
ああ 心の宝島

いつも集まる この居酒屋は
ふるさと自慢の 話が弾む
島を出てから 幾年過ぎた
星を見上げて 涙で詫びる
ハイヤ懐かし 天草は
ああ 心の宝島

故郷(くに)を出る時 描いた夢は
変わっちゃいない いつだって
抱いてゆこうよ 明日(あす)への希望(のぞみ)
沈む夕陽よ あの山川よ
サンタマリアの 天草は
ああ 心の宝島
×