ひび割れた茶碗の隙間に
幸せの欠片を詰めましょう
向こう側が透けて見える襖に
思い出の障子戸 閉めましょう

家路へと走る子らの
後姿に涙して
影法師踏んでみても
あの子は戻らない
明日まで遊べない?

あの子は戻らない
明日まで遊べない
あの子は帰らない
明日まで戻らない
あの子は戻らない
明日まで帰らない

座敷童は夜になると
いつも独りで泣いてます
食卓にはいつもの鯵が
飲みかけのほうじ茶とあるという
昨日と同じくあるという
また明日の放課後 ひゅるるらら
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