さよなら酒

うわべばかりで 恋した頃じゃ
分らなかった 愛おしさ
面と向かって お酌をすれば
からだ丸めて 照れてるあなた
こんないい男(ひと) どこにもいない
悲しい昔は さよなら酒よ

肌を刺すよな 噂の雨に
ひとり打たれて 耐えてきた
ぬいだ上着を ひとつの傘に
今はあなたと 寄り添い歩く
こんないい男(ひと) どこにもいない
悲しい昔は さよなら酒よ

過去の話は 色々あって
酔えばすぐ出る 涙ぐせ
お酒注ぐ手を やさしく止めて
何も言わずに 待っててくれる
こんないい男(ひと) どこにもいない
悲しい昔は さよなら酒よ
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