鼓動

朝日が昇り この街と共に 一日が忙しく また動き出す
今日の風を肌 冷たく感じながら
目の前のサイクルをただ 繰り返しこなしている
何の為? 誰の為? 答えを探してまで
迷ってもがいてまで 前へ進むのはなぜ?
光閉ざす ゴールも無く 希望を失っても
「今」というこの時間を 生きるのはなぜ?
この胸の奥 残っていたのは信じる力
わずかなその力が 自分を突き動かしていた
まず他の誰でもなく 傷ついた自分が
味わった苦しみを優しさに変え 与える事ができたなら
それは必ず「生きる意味」へと変わる

「生きる」とは 生きる目的を探す事
自分自身を探す事 その繰り返しこそがきっと‥
苦しみの中の真実の鼓動 その目に見えないもの
「夢」「愛」感じる事 それはきっと 生きる目的になる

もともと何もなかった 与えられてるだけだった
産みの苦しみ死ぬ思いで 親が「0」を「1」にしてくれた
それから幾年が経ち 「10」にも「100」にもなる今
必死で自分で立ち 目の前の世界は広がる
コンビニ弁当もうまいもんだ 冷えた缶ビール嬉しいもんだ
もともと味気ない人生 もともとみんな弱い人間
でも 自分を認めること 自分自身を信じること
幸せを得るための近道は 目の前の物事を受け入れること
泣きたいほど悔しい事があるから 夢が見えてくる
苦しいほど愛しい人が居るから 愛が見えてくる
すべて人生に必要な要素 無駄な事なんてひとつもない
限りある時間の中できっと 自分のことを知る事がきっと
僕たちの人生

咲き誇れ 終わるその時まで
桜の花よ この世界に生まれた訳を
心の中に ずっと消えることなく刻まれよ
僕が生きていた証 そしてあなたと過ごした日々よ

「生きる」とは 生きる目的を探す事
自分自身を探す事 その繰り返しこそがきっと‥
風の中に 舞い散る花びらの様に
僕が生きていた証 そしてあなたと過ごした日々が
人生を彩る
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