真冬のペニーレーン

木漏れ陽 泳ぐように
はしゃいで 遊んでる
天使の 笑い声
時間を つつむの

「ねぇ 君 何してるの?」
視線を近づける
少し低くなった
世界を見つめる

輝いているのは あの頃の夢?
失くしかけた 大切なもの
みつけた

大空 飛びたいなと
ささやく女の子
思わず 抱きしめた
真冬のペニーレーン

黙って 差しだされた
小さな手のひらに
とけかけたチョコレート
思わず 微笑む

忘れかけていたわ こんな優しさ
はずかしくて ほろ苦いけど
ありがと

瞳に 夢を抱いて
遠くへ走ってく
粉雪をしきつめた
真冬のペニーレーン

知らず知らずのうち 忘れた記憶
音もたてず 私のそばに
寄りそう

私も迷わないで
この道 歩けるわ
陽射しが 揺れている
真冬のペニーレーン
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